止まり木にて
男には止まり木がよく似合う。
仕事をあがった後,家に戻る前に,ひと呼吸(いき)つき,心のネクタイを緩める。そこが止まり木。
わが四ツ谷でいえば,しんみち通りのたち飲み屋もその一つ。上智のお膝元だけあって,外国籍の学生も散見される。外国人女性とさえない男の組み合わせが少しまぶしい。
焼き鳥は塩,の昨今の風潮にあらがい,すべてタレでお願いしている。店員からは砂肝もタレですか,と軌道修正を迫られるが,負けずにタレで突っぱねる。
タフでなければ生き残れない。
たんぱく質をとったら,最後は炭水化物で栄養のバランスを。
ここでのしめは焼きそばがおつ。丸皿にあふれんばかりに盛られて出てくる。盛られた四角い形がどこか懐かしい。塊がほぐれていない,ぺ・ヤングの麺である。
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