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2008年5月

2008年5月30日 (金)

人生70

人生70古来稀なり。この杜甫の一節が,古稀という言葉の由来だということは知っていました。

が,お恥ずかしながら,この前後の脈略を知らず,勝手におめでたい詩の一節だと勘違いしていました。

ところが,実際には,「70まで生きたんだから,後は,はちゃめちゃ,どうにでもなれ」といった自暴自棄の感情を吐露した文脈で使われています。

 

杜甫は,中央官僚になるのを夢見て,科挙を受け続けてはたせず,ようやく職らしい職にありつけたのは40も過ぎてから。その後も妻子を抱えながら,不遇の連続でした。その彼の晩年の正直な嘆きだったのでしょう。彼の人生を振り返ると,どんな人も自分の境遇を嘆くことなどできないように思います。

さて,心臓に持病を抱える私ですが,後期高齢者と呼ばれるその日まで生き長らえることができたなら,羽目を外して生きていきたいと夢見ています。「古稀」高齢者と自称して。

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2008年5月27日 (火)

入れ立てのコーヒー

仕事中,事務所でよくコーヒーを飲む。
それほどコーヒー通というわけではないが,食事の後はコーヒーが飲みたくなる。

たくさん飲むので,どちらかというとアメリカンを好む。
砂糖・ミルクは入れず,ブラックで飲む。
だからというわけではないが,インスタントはダメ。
そこで,しばらくフィルター付で個別包装のものを飲んでいた。

しかし,それでもおいしくないという声。
では,と言って,新聞に載っていたフランス製の金属フィルター付ドリッパーを買ってきた。
結構,高かった。
しかし,おいしくなかった。金属フィルターはお湯の落ちが早くて,アメリカンよりも薄くなる。

やはり紙フィルターがいいか。
コーヒーの粉もいいのを買ってきた。
さらに,電気ポットではお湯が入れにくいので,ティファール(電気ケトル)も買ってきた。
確かに,おいしい。

しかしである。
時間と手間がかかる。
今度は,ほとんど飲まなくなってしまった。
なかなかゆっくりコーヒーを入れる時間を作れない。
ちょっと休憩のときに。
そういいながら,ずるずると,ひさしく事務所でコーヒーを飲んでいない。

そうこうするうちに,事務局にティファールを奪われてしまった。
事務局でコーヒーを入れるようになった。

いつか事務局に逆襲してやる。おいしいコーヒーを入れてやる。
さて,今度は,何を買おうかな。

※飛びきりおいしいコーヒーを事務所でゆっくり飲める日を思いながら・・・

弁護士 大竹夏夫

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2008年5月26日 (月)

カフェ・ド・シンラン

都内某所,ひいきにしている噺家の定期独演会に行ってきました。

その噺家は,真打ちになる前から,月1回の勉強会を開催していて,そのころから足繁く追っかけています。

2つ目時代の勉強(発表)会のときは,両国にあるお江戸両国亭で行われていました。この場所は,名前こそ立派ですが,何かをご覧いただくような場所ではありませんでした。雑居ビルの1階エレベーターホールの延長線上といった空間で,パイプ椅子を並べた急ごしらえの客席のど真ん中に,ビルを支える極太の大黒柱が貫かれていました。その結果,噺家の正面方向,本来特等席になるはずの場所に客ではなく柱が鎮座し,客が左右に分かれて座っている,という何ともおつな構造になっていました。

真打ち昇進後も,月一ペースで行われていますが,場所は少しランクアップし,築地の本願寺内,「ブッディスト・ホール」になりました。神楽坂の毘沙門天内の社務所などでは落語会がよく催されていて,境内での落語会というのは珍しくないですが,境内に落語「ホール」があるのは意外な感じがします(落語専用ではありませんが)。

もっとも,築地本願寺は,袈裟のファッションショーが行われたりしている場所で,進取の気象にとむならいなのかもしれません。境内に独立して建つ喫茶店も,お茶屋さん風などではなく,普通のコーヒーチェーン店のようなもので,その名も「カフェ・ド・シンラン(親鸞)」。その懐の深さに脱帽です。

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2008年5月23日 (金)

うちの事務所は朝が早い!

法律事務所は,始業が遅いのが一般的です。
弁護士は午前10時から11時くらい,事務職員も午前9時半が多い。
裁判所の法廷が午前10時から始まる。
弁護士が夜遅くまで仕事をしていることなどが理由です。

そうしたなか,弁護士法人レセラでは始業を午前9時ちょうどにしています。
しかも,事務職員だけではなく,弁護士も同じ時間です。
弁護士の始業も9時というのは,法律事務所のなかでは,ほとんどないと思います。

さらに,実際には,自主的に始業時間よりもかなり早く出勤しています。
早い事務職員は午前7時00分過ぎから,遅くても8時00分頃にはほとんどの職員が出勤しています。

弁護士も,負けじと7時過ぎに出勤することが少なくありません。
先日は,弁護士3名全員が午前7時過ぎに出勤して,事務職員よりも早く,出勤1~3位を独占してしまいました。

朝早く出勤して仕事するほうが,夜遅くまで仕事をするよりも,ダンゼン効率がいいです。
頭もすっきりしていますし,電話もかかってきません。仕事に集中することができます。
なにより健康的です。

私は,以前は夜型だったのですが,早朝のほうが効率が良いことに気づいて,朝型に変えています。
他のスタッフにも,朝早く出勤したほうがいいと何度もいって,徐々に事務所全体が朝型になってきました。

しかし,私自身は,ここしばらくは決算のこともあって,朝早く,夜遅いという状況が続いています。
来週からは,早く帰って早く寝ることを実行したいと思います。

弁護士 大 竹 夏 夫

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2008年5月22日 (木)

八日市場支部

千葉地方裁判所八日市場支部(千葉県匝瑳市)に行ってきました。
第1回目の期日(口頭弁論期日)で,こちらが原告として提起した民事訴訟です。
被告には,代理人(弁護士)がついたのですが,欠席でした。

ここで,裁判を欠席しても大丈夫なの?
と思われる方もいると思いますが,第1回目の期日の場合は,書面を提出していれば欠席しても大丈夫なのです。

第1回目の期日は,裁判所と原告の予定を調整して日時を決めます。
このため,被告は既に予定が入っていて裁判所に出頭できないことがあります。
このような場合を考慮して,第1回目の期日は欠席しても大丈夫な制度になっています。
ただし,被告はあらかじめ書面(答弁書)を提出しておかなければなりません。
期日では,提出された書面を陳述したものとして取り扱われます(これを陳述擬制といいます)。
もし,書面を提出していないと,いわゆる欠席判決になってしまいますので注意が必要です(原告の主張どおりの判決が出ることになります)。
正確な説明をしようとすると,もっといろいろと説明しなければならないので省略しますが,ご理解いただけたでしょうか?

さて,このように被告が欠席の場合,期日はすぐに終わってしまいます。
今回は,当方(原告)が訴状を陳述し(陳述しますと一言いうだけで,読み上げるわけではありません),裁判所が被告の答弁書を陳述したものと擬制しますと述べ,次回の進行を確認し,次回期日を決めて終わりました。
2時間強かけて裁判所まで行ったのですが,ものの5分もかからずに終わりです。
おまけに,午前10時開始の期日なのに,ちょうどよい電車がないため,午前9時5分に八日市場駅に到着していました。
むなしくなってしまいますね。
このようなむなしい事態を回避する方法がないわけではないのですが,いろいろな配慮から原告代理人の弁護士の多くはむなしさを感じながらも第1回目の期日に出頭しています。
裁判手続の原則(直接主義や口頭主義など)と合理性・効率をどのように調和させるかという問題ですが,なかなか難しいですね。

次回期日は,弁論準備手続期日という期日になり,電話会議システムを利用して行うことになりました。
この点については,別の機会に書きたいと思います。

弁護士 中 島 英 樹

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2008年5月20日 (火)

将棋と訴訟

名人戦が今まさに佳境を迎えている折り,将棋界に激震が走った。
羽生2冠の反則負けである。

以前,羽生さんが7冠か5冠を維持していたとき,NHK杯選手権で羽生さんの将棋がテレビ中継されていた。
当時,飛ぶ鳥を落とす勢いの羽生さん,相手は強豪ではない。
羽生さんが軽くひねりつぶし,圧倒的な強さを見せつけるのかと思いきや,定跡では考えられない戦法に打って出た。
それは,歩兵がほとんど前進せず,横並びに手をこまねいているのに,飛車がその歩兵の前で右往左往するものだった(なお,石田流ではありません)。

素人目におかしかったが,解説者も「これで勝てるとは思えない」と首をひねっていた。
ただ,そうはいっても,5冠王の威光に,何か意味があるに違いないと誰もが信じていた。

結果は,あっけないほどの惨敗で作戦負けが明確であった。

これだけ圧倒的な強さを誇る者が,なぜに,テレビ中継の場で奇抜な作戦に出て,惨敗するのか。
おごり,あるいは,テレビ向けに奇をてらったという見方もあったでしょう。

振り返ると,羽生さんは,常に自分の限界や,将棋の可能性を広げようと闘っているのだと合点している。

ちなみに訴訟では,私も「ハブにらみ」(注)で相手を見据えている。

注:いい手を指したときに,やや上目遣いで相手を見据える羽生さんの癖。
これをされると相手は戦意喪失。
いまはその癖はみられなくなった。

   M

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2008年5月19日 (月)

薔薇 ~ ロイヤル・プリンセス ~

 昨年4月から,母校である明治大学の学生相談を担当しています。

 学生の法律に関わる相談,例えば,英会話学校のトラブル,アパートの賃貸借契約に関わるトラブル,恋人とのトラブルなど種々雑多な相談に乗り,アドバイスをしています。

 この学生相談は大学の学生相談室で行っているのですが,明治大学はキャンパスが駿河台・和泉・生田と3つに別れているため,毎月1回ずつ各キャンパスに足を運んでいます。

 各キャンパスのうち,生田は理工学部や農学部のキャンパスであるため,私が学生時代のときには1度も訪れたことがない場所でした。
昨年,初めて生田に行ったのですが,その感想は「なんと緑に溢れているんだ」というものでした(ほかにも理系学部の割には女子学生が多いことにもびっくりしました(笑))

 今回は,その緑のお裾分けとして,昨日訪れた生田キャンパスで可憐に咲いていた薔薇の写真をアップしてみました。
「ロイヤル・プリンセス」という名前だそうで,淡いピンク色の花びらが印象的でした。

心が癒されますよね。

 これからも,タイミングがあえば,引き続き緑のお裾分けをしていきたいと思います。
楽しみにしていて下さい。

弁護士 中 島 英 樹

080519

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2008年5月13日 (火)

資料の持ちすぎ

昨日も水戸出張に行ってきました。
特急に乗るのに時間がぎりぎりになってしまいましたが,それでも幸福弁当は買っていただきました。

出張のときは,電車内で仕事をするため,ノートパソコンや資料を持参します。
電車内は電話がかかってこない(携帯電話にはでますが),事務員から相談もないので,落ち着いて仕事ができます。
それで,あれもやろう,これもやろうとたくさん資料を持ち,さらには,パソコンの予備のバッテリーまで持ちました。
それが失敗でした。

もちろん電車内では集中して,資料を読んだり,原稿を書いたり,お弁当を食べている間も資料を読むなど,1分も休まず仕事に取り組みました。

が,いかんせん,資料を持ちすぎました。
手の付けられない資料が多数。
また,資料読みも多かったので,パソコンの電源をOFFにしている時間も多く,予備バッテリーも不要でした。

水戸へは上野駅からほぼ1時間。あっという間です。
それほど多くの仕事はできません。

最近の出張では,時間配分を考えて,持つ資料を選別していたのですが,この日は直前に打合せがあり,時間配分を考えなかったのが原因でした。

ということで,次回の出張には,よく考えて資料などを持って行くようにします。

弁護士 大 竹 夏 夫

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2008年5月 9日 (金)

事前準備

今年のゴールデンウィーク,皆さんはどのように過ごされたでしょうか。
私は,家族全員でプロ野球を見に行ってきました。

私はもと巨人ファンだったのですが,松井選手が大リーグに行ってからは,日本のプロ野球には興味がなくなってしまいました。
もともとテレビ観戦かスポーツニュース派だったので,野球場に見に行くこともほとんどありませんでした。

ですが,最近は息子が野球に興味をもって,暇さえあれば,勉強そっちのけで,キャッチボールだ,バッティングセンターだと,誘われます。
プロ野球も見るようになったので,久しぶりに野球場で観戦となったわけです。

見に行ったのは,5月5日の埼玉西武ライオンズ球場。西武対日本ハムでした。
私は埼玉出身ですが,とくに西武には興味はなく,日本ハムも新庄(古い?)かダルビッシュしか知りません。
試合に出ている選手も知らない人ばかり。

でも,試合展開はとても面白く楽しめました。
先に日本ハムが計6点を上げて,一方的かと思いきや,西武に満塁ホームランが出て接戦にもつれ込み,その後も西武にホームランが2発飛び出して,同点,逆転となりました。
どちらかというと日本ハムを応援していたのですが,どちらが勝ったにせよ,とても楽しめました。

こういった家族サービスのときも,仕事に役立つことを考えています。
この日は雨は降らなかったのですが,曇りで風が強く肌寒い気候でした。
しかし,西武球場はドームだから,寒くないと考え,家族全員上着を用意していきませんでした。
ところが,西武のドーム球場は,球場と屋根の間は柱だけ。ほとんど野外に近い状態でした。
私たち家族は,東京ドームのように閉じたドーム球場を予想していたのですが,勘違い。
おかげで大変寒い思いをしてしまいました。

思えば,仕事でも少なからずあるミスです。
事前確認を怠って,いざ現地に行くと想定外の問題が。
事前準備が大切であると改めて思った次第です。

弁護士 大 竹 夏 夫

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2008年5月 8日 (木)

舎人ライナー

ゴールデンウィーク中,満を持して日暮里舎人ライナーに乗ってきました。

痴楽は「恋の山手線」,「にっぽり」笑ったあのえくぼ,でおなじみの日暮里から,何となく優雅な響きのある舎人まで走っているのでしょうか。


始発の日暮里駅周辺,特に山手線の外側は,急激に開発が進んでいて,大型複合ビルも出現していました。
舎人ライナーの駅舎は,もと駄菓子横町の廃墟跡(
2階建てなので厳密には「上」)に建てられていました。
レトロブームに乗って大人たちが懐かしがって集まったのもいまは昔,ちょっぴり感傷にひたりつつ,出発進行。

乱立する猥雑なマンションン群のすぐわきを,住民らの干し物を眺めつつ滑るように進む列車にいると,上海の山手線と呼ばれる上海の環状線が思い出されました。いや,それ以上に,浅草花やしきのジェットコースターを思い出しました。
住宅のすぐそばを走り抜ける快感が共通です。


その後,終点の見沼親水公園で下車して,散策を楽しみました。
親水公園といっても,住宅街の中に,側溝と同規模の水流があるだけで,わざわざ行くほどのものではなかったのですが,ザリガニなどをさがしてなんとか楽しみました。

松井

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